みかんの日々日記

日常のことを綴っています

卒業おめでとうの会

昨日はボランティアのおはなし会の卒業生のお母さんを送る会でした。
とはいえ、元々は在校生のお母さんたちで成り立っていたこの会ですが、地域ボランティアという形になりましたので、卒業しちゃっても何かとお手伝いに参加できます。
自分でやめたいと言わない限りはメンバーなので、ホントに形ばかりの送別会です。
1人一品持ち寄りで。
色々考えてはいたのですが、空手のほうの審査が今週末ということでこちらも忙しく、夜は全然家にいれなかったので事前の用意ができず、結局は当日すぐに作れるキッシュに落ち着きました。
それも冷凍のほうれん草かブロッコリーでとか思って近所のスーパーに行ったらどちらもなくて、代わりに冷凍かぼちゃを入れてみました。
他にはタマネギとベーコンと冷凍コーンをバターで炒め、今回はパイ生地を敷かずに、ペーパーマフィンのカップに具材を入れて、タマゴ液を流し、ピザチーズを散らしてオーブンへ。
ところがオーブンの調子がイマイチ優れず、なかなか焼けず。
時間に少し遅刻してしまいました。
小さいカップだから10〜15分くらいで焼けると思ったら25分くらいかかっちゃった。
このところ、温度の上がり具合がよろしくないんですよね〜。
ヤバス!
そんな感じで会場入り。
行ったらもういろんな方の力作が並んでおりました。
シフォンケーキ、バナナクレープ、アセロラゼリー、きな粉ババロア、野菜スティックと味噌ディップ、焼きたて手作りパン、鶏ハム、お赤飯、サラダ、巻き寿司、手羽元とタマゴの甘辛柔らか煮...などなど。
朝の11時くらいから午後3時までず〜っと飲み食い、しかもそのあと家に帰って、空手なので早めの夕ご飯を詰め込んだら、さすがに苦しかった!(あたりまえ〜)
余興もあり、今年入った新人さんからは「ともだちや」を読み、私たちのベテラン組は「行為の意味」という詩集の中からそれぞれ一遍を選んで読み、お返しとして卒業していくお母さんたちからは「むしプロ」、「あなたがうまれたひ」の読みがありました。
どれも持ち味たっぷり。
詩集の読み聞かせの最後には、来年卒業間近の方からこんなご挨拶がありました。
「一期一会という言葉がありますが、こうして同じボランティアを支えあって過ごしてきた方たちと出会えたことは私の一生の宝です。」
ほんとに、これをやっていなかったらまず出会うことがなかった仲間たち。
大切な仲間ですね。
この挨拶を聞いて全員が涙。
3時近くにそろそろ子供たちも帰る時間なので解散となりました。
読んだ本のタイトルを書きましたが、アマゾンのご紹介ページも出しておきますね。

ともだちや

ともだちや


行為の意味―青春前期のきみたちに

行為の意味―青春前期のきみたちに


むしプロ

むしプロ


あなたがうまれたひ (福音館のかがくのほん)

あなたがうまれたひ (福音館のかがくのほん)


2番目の「行為の意味」という詩集は、中学生に向けて書かれた詩集です。
震災のあった2年前、ACジャパンのCMで一部が流れていました。
「だれにも心は見えない。でも心遣いは見えるのだ。」という一節です。
内容が卒業生にぴったりだったので、今回こちらを卒業のお祝いにプレゼントしました。
私はこの中から「今日はいい日」という一遍を読ませていただきました。
今日はいい日と思って起きる、一日を過ごす、きっと明日もいい日になるように、精一杯生きる。
色々な形で卒業を迎えられる皆様、また新しい一歩を踏み出す皆様に、たくさんの祝福と幸せがありますように...。