十二支のおはなしについて
今回、1、2年生用に「十二支のおはなし」を取り上げましたが、これって終わり方が色々その本によって違うんですね。
ネズミがネコに神様のお告げを一日遅らせて「2日だよ」と教えるのは一緒なのですが、今回読んだ本の終わりは、ネコとネズミがこれが原因で仲が悪くなったというくだりのあとに、ネコが神様に「寝ぼけないようによく顔を洗いなさい」と言われて、しょっちゅう顔を洗うようになったというオチでした。
- 作者: 谷真介,赤坂三好
- 出版社/メーカー: 佼成出版社
- 発売日: 1990/12
- メディア: 大型本
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大抵の本は「ネコがネズミに騙された事を知ってネズミを追いかけ回すようになった」という終わり方が多いですよね。
- 作者: 内田麟太郎,山本孝
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 2002/11/15
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- 作者: やまちかずひろ,荒井良二
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/11
- メディア: 大型本
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最初の本のあとがきによれば、他にも地方によって色々な終わり方があるようです。
昔話は元々が口伝えですし、尾ひれがついたりすることもあったんでしょうね。
みんなが知ってると思われる昔話でも、意外と年代によって話の内容が違ったりするので、おはなし会の中で他のお母さん達と話してると面白い新説が出てきたりします。
そういえば、「きんのおのぎんのおの」も候補に挙がっていて、結局イソップは話の1つ1つが短いのでこれだけでは無理という事になったのですが、これも湖から出てくるのは「女神」のイメージが「男神」が圧倒的に多く、よく読んでみると「ヘルメス」との記載がある本があり、ヘルメスなら確かに「男神」だけど、湖にはいないよなぁ〜と思ったり。(少なくともギリシャ神話には出てこない)
てか、神様じゃなくて精霊ではなかったか???とか。
解釈が色々すぎて、本物はどれだ?状態になりますね^^;
昔話には「正解」はないのかもしれないですね。