もらう方ももらわれる方も
私は結婚出産が周りの友人達より遅かったので、息子たちが小さい頃はかなりのお下がりをもらいました。
洋服はもちろん、甚平やスキー、ベビーカー、自転車など、大小様々、子供のサイズとしては130くらいまではかなり大量に頂き物がありました。
小さい頃はとにかく着替えがたくさん必要なので、本当に嬉しかったです。
先日のブログで、次男に新しい自転車を買った話を書きましたが、前の自転車をどうするか?というのがありました。
処分する場合、大型ごみとして出すことになります。
でも、四年乗りましたがまだまだきれいな自転車。
次男もとても気に入っていた、お気に入りの自転車でしたので、ただ要らないと捨ててしまうのは抵抗がありました。
長男の自転車を買った時は、元々お下がり自転車を乗っていて、かなりサビも来ていたし、タイヤやペダルも劣化して割れていたりして健全な状態とは言えず、たまたま購入店で下取りしますと言われたので、引き取っていただきましたが、今回はそのサービスは無くなっていました。
あっても、やはり次男の思いを考えると躊躇してしまったと思います。
そんなわけで、旦那の知り合いで自転車欲しい人がいないか当たってみてもらうことにしました。
そうしたら、欲しいと言ってくれる方がいらっしゃいましたバンザ───(∩゚∀゚∩)───イ!!!!
次男も、貰ってくれる人がいるんだって。良かったね。と言ったら、うん、僕が気に入って大事にしてた自転車だから。と喜んでいました。
きっと、また大事にしてもらえるよ。
お下がりで貰ったものはさすがに他の方にお譲りできない状態だったので、ほとんどを処分せざるを得ないものが多かったのですが、一部ほとんどきれいな状態だった冬用のベンチコートや上着などは、旦那を通じてお知り合いの方に少しお譲りしてきました。
もっとずっと以前に、結婚で不用品を処分するのに、欲しい方がいたらと、近所の掲示板で呼びかけて、古いワープロやプリントゴッコなど、付属品も一式お譲りしたこともあります。
今みたいにリサイクルショップも多くなく、もしあったとしても、売れなかったと思うような商品を、皆さんとても喜んでありがとうと笑顔で引き取っていかれました。
本当は買いたいくらいだったのに無料で譲っていただけるのだからと、菓子折りなどを持って引き取りに来てくださる姿を見て、きっと大事に使ってくれるんだろうとうれしく思いました。
お下がりは今は廃れてしまった様な感がありますが、もらう方ももらわれる方も、両方嬉しいものなのになとおもいます。
今は要らないのに無理矢理あげると言われたとか、トラブルもあるようですね。
初めてのお子さんで、全てを新しいもので揃えてあげたいという気持ちもわかりますが。
確かに迷惑に思う方もいるのでしょうが、物が溢れすぎてる日本で、必要な方にまだまだ使えると思われるものを無償でお譲りするお下がりがありがたく思う方もいるはずです。
リサイクルショップも確かに便利ですが、こういう文化もなくならないで欲しいなと思います。