みかんの日々日記

日常のことを綴っています

出産したときの事Part2

出産コタ編です。
前回難産だったとはいえ、2人目だから少し前よりは楽だろうと思っていたコタの出産。
でも産みの苦しみという言葉は単なるたとえではない!
コタは33週まで逆子でした。
「この次の検診までに戻ってなかったら帝王切開考えます」と先生に言われ、もしかして2人で自然分娩と帝王切開と両方経験しちゃう事になるのかしら!?と思いましたが、35週で無事にくるりんと回転してくれまして、自然分娩となりました。
37週目に「1センチ開いて来てます」と検診でいわれ、ビックリ!
ショウのときはおしるしがあるまでなにもなかったので、先におしるしが来ると思ってたので。
もう、生まれるの!?と焦ったものの、その後代わり映えせず、最後の検診は39週2日。
「先週よりもう少し開いて来てるから、入院の準備をしておいてね」と言われました。
私は体重管理が大変で、糖が出た事もあって食事にはかなり気をつけなければならなかったのですが、検診の後だけは好きなものを食べていい事にしてました。
検診の次の日の20日、なぜかすご〜くコーヒーゼリーとバニラアイスを混ぜて食べたくなり(いわゆるコーヒーゼーリーパフェみたいなものを食べたかったのです。)旦那に買ってきてもらい、夕飯の後で食べ、ショウも欲しそうにするのでアイスのところだけを口に入れてやったらすごく冷たそうな顔をして食べるので、おもしろがって写真など撮ってのんびり過ごしていたのです。
その後、なんとなくお腹が張るなぁと思ったのですが、冷たいもの食べたからかな?と思っていました。
しかし、旦那がショウを寝かしつけに行ってる間に、どんどん張りが出て来ます。
それでも前回のまだまだ生まれないを経験しているので、「きっと前駆だよ。また消えちゃったら長引くから、もう少し様子見てよう」と思い、テレビを見ながら、一応時間だけは計っていたのです。
寝かしつけして戻って来た旦那に「なんか痛いような気がする。」と言い、時間を計りながら確認していると11時過ぎくらいにはけっこう激しくなり、5分おき(定期的にではありませんが)になってきたのです。
こりゃ、始まったかなと病院に電話すると「経産婦さんですよね?急いできてください!」と言われ、しかしショウを旦那の実家に預けに行かねばならず、寝ているのを起こし、わけもわからず不安と眠さでブルブル震えているショウに上着を着せ、不安そうなショウがかわいそうで「ビックリしたね。ごめんね。ママ、がんばって赤ちゃん生んでくるからね。」と言いながら少し泣く。
実家に預けに行くと、事前に電話をしておいたので、玄関からすぐにでて来たお義母さんにショウを預け、「行ってくるね」と声をかけると泣きべそ顔で、それでもけなげにバイバイしてくれた。
病院に着いたのは12時過ぎ。
すでに5センチ開いてるというので、即入院。
LDR(陣痛室と分娩室が一緒になってる部屋。寝るベッドが生む時にはすぐ分娩台に変わり、生んだ後にはまたベッドに変わって横になれる優れもの。)に通され、NSTを付けたまま放置される。
この日は出産ラッシュで、4室あったLDRがすぐに満員に。
私は2番目に入ったのですが、夜中1時過ぎ頃、お隣の部屋では既にこの日の出産第一号が生まれてました。
裏でつながっているので、隣の声もよく聞こえてくるので、「あ〜生まれたんだ〜!」と一緒に感動を味わいます。
私ももうすぐ!...と、思いきや、例によって全然進まないお産。
夜明けを迎える頃、満員だったLDRも私と、私の後から入った2人だけになり、しかもそちらの方が先に出産を迎えました。
私はと言えば、既に8センチまで開いてるのに、全然赤ちゃんが下りてこない。
仕方ないので人工破膜(破水しない時、赤ちゃんが下りて来たところを見計らって、手を突っ込んで羊膜を切る)をされることに。
これが痛い!陣痛より痛い!
陣痛も一向に強くならないので、朝になった時点で先生と相談して促進剤を少しずついれる事に。
促進剤は前には使わなかったのですが、ほんとにこんなに痛いの〜?って感じでした。
のがしもできない、いきんで!って言われてもいきむ事すらできない。
呼吸すらできないほどの痛みに襲われ、ただ「痛いよ〜!痛いよ〜!」としか言えない。
そんな時間が永遠に続くかと思われた頃、やっとコタ出産。
「おめでとうございま〜す」と言われても疲れて声もでませんでした。
分娩所要時間15時間32分。...って初産の人より遅いっ!
先生に後で「最初の子はどのくらいかかった?」と聞かれ「33時間です」と答えたら「あ〜、じゃあちょうど半分だからこんなもんだね。」とさらりと言われました。
そういうことなんですかっ!?
結局、2番目に入院したはずの私は、一番最後の出産となり、しかも夕方まで入院室がいっぱいで...と言われ、部屋があくまでLDRで過ごす事になったのでした。
コタは生まれた時に羊水を吸い取るチューブが嫌だったらしく、必死で手で抵抗してたり、酸素吸入のマスクを自分で持ってたりと、なんだか面白かったです。
あと説明がされなくて、あとで母子手帳を見て知った事なのですが、コタは首にへその尾が巻き付いていたらしく、おそらくはずっと逆子だったので、頭を下にする時に巻き付いたのかなと。
もしかして、それが原因でなかなか下りてこられなかったのかなとか思いました。
他にも出産にまつわる事、病院に関する事など、また後で書きます。