妊娠出産こぼればなし
- 妊娠中について
運動した方が安産になると言いますが、これにはちょっとどうかなと。
というのも、ショウのときは月２回やってたマタニティヨガの教室に通い、その他の日はほとんど毎日２時間ほど歩き...という生活でしたが、安産とはほど遠い出産。
コタのときは妊娠期間のほとんどが冬と言う、北海道では普通でも外に出ずらい環境で、しかもまだそんなに歩けないショウを連れて出歩くわけにも行かず、運動らしい運動はまったくしませんでしたが、ショウのときと出産の辛さはさほど変わらず。
もちろん運動した方が体力も付くし、太り過ぎ防止にもなるし、便秘対策になるので、いいっちゃいいんですけど、安産かどうかはあまり期待しない方がいいかも。
むしろ体力作りと考える方がいいかと思います。
出産はとにかく体力勝負です。
- 産院について
産婦人科にはそれぞれポリシーがあります。
ショウとコタはそれぞれ違う病院で産みました。
ショウの時の病院は「ソフロロジー」という東洋医学に基づく出産理論を持ってまして、病院で行なわれていた「ヨガ教室」などもその一環で、呼吸法などを学びました。
陣痛が来た時に、呼吸を止めてしまうと赤ちゃんが苦しくなるので、痛みを呼吸法でのがすというものでしたが、最初はうまくできなかったものの、最後の方ではかなり有効でした。
赤ちゃんが生まれて来た時、身体がきれいなピンク色なのも特徴で、お母さんがゆっくり呼吸をする事で赤ちゃんにも充分に酸素が送られるという事です。
産後にいろいろサービスがありますが、ここでは紙オムツを１箱くれました。
粉ミルクも各メーカーのを３個貰いましたし、哺乳瓶もくれました。
入院室は希望しなければ無料の４人部屋でした。
赤ちゃんは朝預かりに行って夜は新生児室で預かるという方針。
母乳をあげたいとか、出過ぎるので夜も吸わせたいなど希望があれば、部屋に呼びにきてくれますが、基本的には夜はゆっくり休んでくださいという感じ。
コタのときは割と評判のいい病院。
ショウを生んだ病院にしようかとも思ったのですが、そのときの担当してくれた院長先生がほとんど引退状態だった事、自宅から通うのがちょっと不便な事、などから違うところに。
入院は全室個室（特別料金なしで）出産はLDR、出産準備はすべて病院で用意してくれて、手ぶらで入院できるゴージャス病院。（でも他と金額は変わりません。）
ここは必要があれば医療介入。
促進剤もけっこう早い段階で決断されたし、人工破膜なども普通に行なわれてるようです。
ショウのときのような「自然に任せる」感はありませんでした。
産後はお祝い膳がありましたが、それ以外にはお酒の小瓶２本と粉ミルク小缶ひとつ。
入院中はアロマフットマッサージなどあったり、フロアマネージャーが常にいて、わからない事をすぐ聞ける状態だったので、個室でも不安はありませんでした。
個室だったので２日目から希望すれば完全母子同室可能。
病院の情報ってなかなかわかりにくいので、できれば生む前に見学とか説明とか受けられるといいんですけど、できたかな？と思ったらどこかにかからなければならないので、難しいですよね。
ネットでももう少し詳しく情報があればいいのにと思いました。
ショウとコタ、どっちの病院が良かったかと言うと、難しいですけどね。
どっちもそれなりに良かったですし、嫌だなと感じるところもそれぞれありましたから。
- 出産時に施される処置に付いて
促進剤を使った出産と使わない出産を経験しましたが、やっぱり使わない方が楽だったです。
時間はかかっても、自分の力で生む方が楽です。
陣痛が弱い体質だったのですが、陣痛はその人が耐えられるところまでしか起きないようになってるんじゃないかと思いました。
促進剤を入れたときは本当に痛すぎて何もできない状態でしたので。
赤ちゃんの心音が弱っててすぐに出さなきゃいけないとか、緊急事態でなければ使わない方がいいなと思います。
会陰切開はショウの時にはしました。
初産だったので念のためだったみたいです。
コタの時にはしませんでしたが裂けました。
縫合糸は溶けるタイプを使うところが大半ですが、ショウのときはそのまま、コタのときは抜糸しました。
抜かないといつまでも引き攣れて痛かったので、円座がないと座れませんでしたが、抜糸すれば退院時には円座いらずでした。
出産はよく妊婦さんが１０人いれば全員違う出産になると言われますが、２人産んでの感想は赤ちゃんが１０人いれば全員違う出産になると思いました。
ショウは生まれてきて、まだ足が出てない状態なのに、どこの赤ちゃんよりも元気よく「ぎゃー！」と泣いて出て来ました。
コタは普通の新生児独特の「んにゃぁ、んにゃぁ」という泣き声でした。
ショウは全然寝ない子で、コタは寝てばっかりでお腹空かないのか？と心配させる子でした。
どっちも元気に育っています＾＾
