みかんの日々日記

日常のことを綴っています

楽しかった?

昨夜、そろそろ寝ようと布団に入り、少しウトウトしかかった頃、ショウがゴロゴロと転がった気配を感じ、「あ、転がったな。元に戻さないと。(そのままにしておくと場所によっては旦那が寝る場所がおねしょで被害を被る)」と思い、様子を伺うと、止まったところでクフッと笑い、「ゴ〜ル!」と楽しそうな声でハッキリと寝言を言ったのです。
あんまりおかしかったので、寝かかってたのに起きてわざわざ旦那に報告に行きました(物好き)
日頃からよく寝言を言う子なんですが、何の夢を見てたんでしょう?
運動会?誰に勝ったの?
旦那も寝言の多い人なので慣れてますが、ショウもコタも日頃うるさいくらいしゃべるんだから寝るときくらい静かに寝たらいいのにねぇ(笑)
朝になってから旦那がショウに何の夢を見てたのか聞きましたが、当然ながら覚えてはいませんでした。


この間、図書館に行った時に久しぶりに愛川晶の新刊があるのを見つけて借りて来ました。

道具屋殺人事件──神田紅梅亭寄席物帳  [ミステリー・リーグ]

道具屋殺人事件──神田紅梅亭寄席物帳 [ミステリー・リーグ]


芝浜謎噺―神田紅梅亭寄席物帳 (ミステリー・リーグ)

芝浜謎噺―神田紅梅亭寄席物帳 (ミステリー・リーグ)


以前にこの作家の「美少女探偵」にどっぷりハマってたことがあったのですが、だんだん話が面白くなくなり、新刊も出なくなり、遠ざかっていたのです。
今回は落語をモチーフにした話。
北村薫の「円紫さんシリーズ」でもちらっと紹介されていた古典落語の話が続々出て来ます。
落語、けっこう好きなのでおもしろいですね。
出所とか由来、オチ(サゲとも言うらしい)が時代によって通用しなくなるので、現代でやる時は変えないと笑いがこないとか、名人と呼ばれる方達がどんな風に噺たかなど、噺についても詳しい解説があるので、興味深く読みました。
事件は殺人事件はほとんど起きないし(最初の巻にひとつだけあります。続編の方はまだ途中なのでわかりません)、いたって話の内容は地味かも知れませんが、出てくるキャラが立ってて生き生きしてるのが、この作家さんの良いところ。
実際に、小説の中で使った落語(小説の中で編集したもの)を落語家さんに高座でやってもらったそうです。
普通の探偵小説ではない、のんびりと粋な、昔の日本を見てるような、そんな気分でほのぼのとできる小説です。