みかんの日々日記

日常のことを綴っています

読書記録

先生と僕

先生と僕


二葉は大学に入ったばかり。
気が弱く、恐がりでミステリーなんか読んだこともないのに、友人に勝手に推理小説研究会に入会させられてしまう。
そんな時、たまたま出会った中学生の男の子に家庭教師をしてほしいと突然依頼される。
実は家庭教師など必要ないくらい頭の良い彼に、怖くないミステリーの手ほどきを受けながら、アルバイトをすることに。
そんな日常で出会った謎の数々...。
出てくるミステリーが実際にあるもので、ミステリー入門としても役立つ一冊。
短劇

短劇


ひとつの話が30ページ前後のショートショート。
短いので読みやすいです。
「ひとり世にも奇妙な物語」って感じかな。
青空の卵 (CRIME CLUB)

青空の卵 (CRIME CLUB)


この作家のデビュー作。
学生時代からひきこもりはじめた鳥井真一のもとに、なんとか外に連れ出そうと足しげく通っている友人の坂木司。
そんな彼らの前に現れる日常的な謎の数々を、鮮やかに解く鳥井。
そのうちにだんだんと外界との接触が増えていき...。
「引きこもり探偵シリーズ」として3作出てます。
この一冊で、鳥井と坂木の関係性や、引きこもりのバックボーンなどが解決されているので、最初はシリーズにするつもりはなかったのかな。
キャラがたっているので面白いです。
あと2作も早く読みたい!